アジアの伝統工芸品~ネパール編~ [ソノタ]

       
      ネパ-ルには「ダカ織り」と「ブロックプリント」という伝統的手工芸品があります。  
 
          ダカ織りは、ネパールの伝統的な織物で、ブロックプリントは

         木や鉄製のはんこを使って模様を染め付けていく伝統工芸品です。

        ブロック(木版)プリントとは、木彫りの版でハンコを押すように一柄ずつ、 

          一色ずつプリントされたものです。職人さんの匠の技ですね。  

      版の大きさは通常15×20cm位なので、服一着分の為に何回押すのでしょう?  

         2メートルの布、5色プリントとすると350回? 気が遠くなります。
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  ダカ織りは、ネパールの数多くの織物の中でも最も素晴らしく、目に触れる機会の多い織物です。

      複雑な模様とカラフルさが特徴のこの織物は、男性用のトピというネパール帽子や

女性用のスカーフなどに使われます。伝統的には黒、白、赤、オレンジといった色が使われますが、

          トピにしてもスカーフにしても二つとして同じものはありません。

   すべての作品が、織り手の創造力によって、すべて異なった図柄に仕上げられるからです。
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         ネパールのパタンという町にMahaguthiという団体があります。

  Mahaguthiは、自立して生活しようとする、女性の貴重な収入源として 多くの働き口を提供し、

    その収益によって、身寄りのない子供や女性のためのアシュラム(寮)を運営しています。

      ネパールはヒンドゥー教が盛んで、女性の社会的地位がとても低いのです。 

       そのため、工芸品の制作を通じて、技術を獲得し現金収入を得ることは、

               女性の地位向上に大きく貢献しています。


           
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