着物への情念 [キモノバナシ]

            何故だろう・・。着物は簡単に人様に貸したり譲ったりは出来ません。

        ケチだと思われてもこればかりは仕方ない。着物を着る方なら分かると思います。

            私は自分の着物、一枚一枚に「どうしても」の情念・執着があります。

       洋服だったらいいのだけれど、着物は私の中では簡単にはいかないものがあります。

            着物には女の情が宿るなどと言われますが、私もそうなのでしょう。

                 着物一枚への思い・・・簡単なものではありません。

        生活の一部どころではなく、私の血肉のような一部である実感がとてもあるのです。

        普段何げなく引っかける着物ですが、どれだけ「私」の一部になっているのでしょうか。

            本で読んだのですが、戦時中、大切な着物が焼け焦げてしまった女性が

            その有様を見て気が狂った話があって、痛々しさがよく分かる話でした。

           着物はただの衣服ですが、私の着物にも重たい気持ちが宿っております。



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