デザインとは?個性とは? [ソノタ]

            デザインとは?ということでとりあえず辞書を引いてみました。

1 建築・工業製品・服飾・商業美術などの分野で、実用面などを考慮して造形作品を意匠すること。
                「都市を―する」「制服を―する」「インテリア―」

     2 図案や模様を考案すること。また、そのもの。「家具に―を施す」「商標を―する」

         3 目的をもって具体的に立案・設計すること。「快適な生活を―する」

        デザイナー、ジル・サンダーの名言で「デザインとは省くこと」とありますが、

           私ももっとも同感で、如何にして省くか・・ということを考えます。

私はもう長いこと髪を染めていません。色味を付けてしまうことでプラスになると思っているからです。

     更に以前は、黒髪と目の色を統一させる為に、黒いカラーコンタクトを入れていました。
 
  そこまでして私は自分の本来持っているものまで色味を変え、統一を図り、省いたつもりでした。

    何をそこまで・・・と今では思えますが、如何にして省くか・・というスタンスは変わりません。

        ファッションでもこれだけ物の多い時代で選びたい放題とい感じを受けますが、

        皆さんそれぞれにチョイスし、自分のスタイルを作って楽しんでいるようです。

      その中で、皆さんも絶対にしている事で忘れられやすいのが「省く」ということです。

          私はプラスすることで個性が出るとは限らないと思っております。

    むしろ逆であって、マイナスしていったほうがその人らしさは出過ぎるほど出ると思います。

       私は着物でも洋服でも、着るものに個性を担ってほしくないと思っていますので、

        自然とシンプルなものや、着物でいうと地味好みになってしまうのでしょう。

      どんなに人と同じものを着ても、絶対に同じにはなりません。当たり前ですが・・・。

    着る人が持っているものは嫌でも出ます。個性とは?その人そのものなのかな・・やっぱり。

   

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アジアの伝統工芸品~インド編~ [ソノタ]

    アジアの伝統工芸品~インド編~です。インドの衣類などの特徴は強い発色ですね。

                まずはインドシルクのストールから紹介します!!

      シルクの原料となる蚕の糸には大きく分けて2種類あり、家蚕糸と野蚕糸があります。

         インドシルクはインドに生息しているタサール蚕の野蚕糸を主に生産しており、

     タッサールサンと呼ばれるシルクになります。バラナシという町が大きく引き受けて飼育し、

 インド産のシルクは、インドに出回るシルク製品ほとんどが、バラナシで取れたシルクになります。

 タッサールサンは家蚕糸と比べ紫外線遮断率が高く肌を守ることに向いたシルクなのだそうです。

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     続いてインド先住民族の伝統技法・トライバルアート(金属作品)・真鍮容器・置き物です。

           私は持っていませんので、画像はダウンロードしたものです。

     画像は真鍮容器ですが金ピカです。インドの金属作品等は金色に輝くものが多いですね。

         私が思うに、日本とは美意識の違いがあるように思います。例えば仏像。

         日本もインドも仏教の国ですが、日本はなるべく修繕・修復をしませんよね。

      重要文化財がある背景もありますが、金が剥げたような木目が見えてるような感じに

               趣きや風情を感じる美意識があるように思います。

        インドでは仏像は金色でなければならないような美意識があるように思います。

       それに見合うのは強く鮮やかな発色の衣類などがやっぱり合うのだと思います。

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      その一方で大変素朴な工芸品もあります。大変以外なほどのインドの工芸品です。
           
          ベンガル地方の女性たちに受け継がれる手仕事「カンタ刺繍」です。

         身近なものをモチーフに、とてもかわいらしい柄が刺し込まれています。

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暗い話だけど大事な話 [ソノタ]

         今日(もう昨日ですが)、友達に電話をしたら友達が亡くなられたと聞きました。

      亡くなられた方は病院にも通っていたらしいのですが、あまりにも急な事だったようです。

          過去記事で私が精神疾患を持っていることを書かせて頂きましたが、

    私は病気のキャリアなので、そういうコミュニティーも持っていますので人事ではない話です。

          私自身、ずっと相談に乗っていた友達が亡くなられた経験もあります。

        残された者としては、受け入れがたい事実でありずっと引きずっていきます。

                        でもこれも現実。

       生きている私達は色んなことを背負いながら、精一杯生きていくしかありません。

             それがせめての亡くなられた方への誠意だと思います。

        最近の私はと言いますと、慢性疲労で毎日の生活が今は苦しい状況ですね。

          正直、自分の「限界」に直面し、自分の現実を突きつけられる日々です。

              私は今月からちょっとしたカウンセラーみたいなことを

           させて頂く予定でしたが、今の状態では先延ばしになりそうです。

       健康な人でも仕事や生活の中で限界を目の当たりにすることもあるかと思います。

    辛いとき、どうにもならない時、(特に精神疾患を持っている方は)して欲しいことがあります。

     それは周りの人に「助けて」と伝えて欲しいのです。「助けて」と言えないと駄目なんです。

            苦しい時は絶対にこれだけはやって欲しいと真に思います。

       これだけは絶対に守ってください。まずは自身のことを第一に考えてください。


        
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アジアの伝統工芸品~ベトナム編~ [ソノタ]

          アジアの伝統工芸品と題しまして、これからシリーズでお送り致します。

            原則的に自分が持っているものを紹介していきたいと思います。

       第一回はベトナムのターイ族の織物です。織物の名称はよく調べたつもりですが、

           ターイ族の民族布と言われていて、特に織物の名称は無いようです。

     こういったケースはアジア雑貨ではよくあることで、民族名で呼ばれることが多いようです。

            このターイ族の織物はストールです。ベトナムの工芸品は素朴で、

          インドや中国のように発色もきらびやかでなく、落ち着いた風合いですね。

        機織りですが、縦糸と横糸の色が全く違う色を使っていたりして、(緑と赤ですとか)

           色合いも独特ですが、色の組み合わせもベトナムならではなのでしょう。

       山岳少数民族であるターイ族は、ベトナム北部の山岳地域一帯に広く住んでいます。

      ターイ族の人々は主に稲作で生計を立てていますが、それだけでは充分ではありません。

          そのため農閑期の現金収入として、織物の仕事が必要とされています。

           10年前近くに購入したストールですが、一風変わったポイントとして・・・

        ですが、特にこの発色の風合いが日本の風土にも比較的に合うストールですね。

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着物で行ってみたい六義園 [ソノタ]

           先週、友達と飲んだ帰りに六義園(りくぎえん)を教えて貰いました。

                  駒込(東京都・文京区)にある広い庭園です。

             帰りの車の中でこの話になり、家に着いたら早速検索しました。

         すぐにでも行ってみたくてしょうがなくなりましたね。友達には感謝です!!

            今はまだ紅葉シーズンではないのですが、萩が見ごろのようで、
  
          近いうちに着物を着て絶対に行くんだ~と子供のように期待しています。

     情緒や趣きにとても触れたくなる時がありますが、何処かで必要としているのでしょうね。

               行ってきたら、思う存分そんな世界にひたってきます。                


          六義園ホームページ
          http://www.tokyo-park.or.jp/park/format/index031.html

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白州正子~日本のたくみ~ [ソノタ]

                最近、NHKドラマスペシャルで話題になっている

             白州次郎・白州正子夫妻ですが、私も勿論興味深々です。

             私は数年前に著書・白州正子「日本のたくみ」を買いました。

       文化的に大変優れた一冊で、白州正子さんだから書けたのものだと思います。

             扇、染織、陶器、木工から、刺青、印伝、現代彫刻まで・・・

             伝統芸術に深い造詣をもつ著者が、手仕事のすばらしさを

             守り抜いているさまざまな日本のたくみを訪ねる内容です。

       技術や伝統はもちろん、つくり出されたものの使い心地や味わいのよさをも紹介。

        今回のアップ画像は、女優・中谷美紀さんが装う、白州正子さんの着物です。

      中谷美紀さんは優れた紬は着心地が違うとコメントしておりますが、未知の世界です。

              「美しいきもの」2008冬号 アシェット婦人画報社より

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地に伏して花咲く [ソノタ]

       「地に伏して花咲く」というのは、宮尾登美子さんの半生を綴った本のタイトルです。

              私の好きな言葉であり、心の支えになっている言葉です。

              私は着物でも、帯をはずしてお昼寝とかしちゃいま~す(笑)

    というのはさておき、また病気の話で悪いのですがかつて寝たきりのようなこともありました。

        その時、布団に伏しながら、「地に伏して花咲く」だ。と自分を励ましたものです。

              因みに宮尾登美子さんも神経症で苦しんでいたそうですよ。

        でも私はまだまだ甘ちゃんで、宮尾登美子さんとは比べものにはなりませんが・・。

             病気でなくとも、誰にだって「低迷期間」はあると思いますが、

          そんな時は「根」をはる期間だと思えばいい。辛ければ辛いほど深く深く・・。

             そしていつか「花咲く」です。私は自分をそう信じています!!

 
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病気のこと・ブログのこと [ソノタ]

             同情を買う為に書いているのではありません。ただ本音を書きます。

              今日は気分が大分落ち込んじゃって、夕飯作りは無理そうです。

              でも今こうしてブログを書いています。誰かに伝えたいのかな・・。

      自分のブログに対して不満もありますね。それは、着物でのお出かけがほとんど無いこと。

            お出かけしたいのですよ。友達も決して少ない訳ではないのだけど・・・。

                でも、現実は精神疾患がある為、難しくなることがあります。

                 最近は大分、心の病を持っている方が増えていますね。

        私は病気になってから、長いので相談されることも多いです。ある意味キャリアです。

               私の夫も軽症うつになったことがありますが、私を見ていた為、

              早期発見・早期治療をすることが出来、大事には至りませんでした。

                  精神科に偏見を持つ方も未だに大勢いますが、

           余計なお世話ですが、皆さんもどうか心の健康を大事にして欲しいものです。

               皆さんも同じだと思いますが、私は毎日、精一杯生きています。

               いつも私のブログを見てくださっている方、有り難うございます。


                       
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愛読書 [ソノタ]


                  着物関係の本は何冊か読みましたが、

               「きもの365日」 著者 群ようこさんが好きですね。

                 群さんは着物好きだけど、非日常着でしたが、

                 1年365日、着物で過ごすという試みの本です。

            いい着物を沢山お持ちですが、どこか庶民派キャラで楽しいです。

             奮闘もあり、すごく親しみやすく、分かる分かるって感じですね。

                この本はもうボロボロになるまで読んでいますよ。

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曾祖母・祖母達のこと [ソノタ]

                  プロフィールに反物屋をしていた曾祖母の血を

                 受け継いだのではないか?と書いておりますが、

                私は会ったこともなく、話を母から聞いているだけです。

                     写真では見たことがあるのですが、

                 相当、躾や生活の仕方が厳しかった人のようです。

                  いわゆる昔堅気のおばあさんだったそうです。

               その娘にあたる、母方の祖母は比較的都会と言いますか、

                  「街」に住んでいた為か、着物が派手なんです。

                大正時代~昭和初期という時代背景もありますが・・。

               それに対し、父方の祖母の着物は飽きのこない地味系です。

             性格・趣味の問題もありますし、新潟よりの福島県に住んでいた為か

               着物の生産地辺りで暮らす女性の趣味といった感じなのかな。

               私の二人の祖母の着物趣味が全く違うので、おもしろいです。

               二人の祖母は亡くなってますが、身内で着物をよく着るのは

                 私だけなので、それはそれは沢山譲り受けました。

                    血のつながりってやっぱりあるのか・・

            あるならば、私は曾祖母・祖母達とどう繋がっているのか・・先祖って不思議。


                    
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