何十年、何百年も着続けられた衣類 [オデカケ]

          一昨日、浅草にあるアミューズ ミュージアムに行ってきました。

           ~布を愛した人たちの知恵と美とデザイン~を観てきました。

          江戸時代から昭和初期にかけての着物(衣類)が展示されていて、

           優れた手作業やどれだけ布を大事にしていたかを感じてきました。

               特に、重要有形民俗文化財 津軽さしこ着物に 

            ものすごい手間がかけられているのを目の当たりにしました。

         雪国の青森では綿花の栽培が出来ないため、麻の糸で布を織ったそうです。

            木綿糸は貴重だったらしく、さしこの糸として使っていましたが、

                 それは惜しみながらもさしこに使ったようです。

              また、布や糸にも生命があるように扱っていたそうです。

     ぼろ布になってもそれらをつなぎ合わせ、それはそれは衣類を大事にしていたのでしょう。

            着物の生地でも「布の命まっとうする」ということはありますが、

       今の時代では考えられない程、遣い回し、工夫していた様子で刺激を受けました。

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                     白いところが全てさしこです
 
                        
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                        さしこのアップ


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                    縄文時代の衣服のレプリカ 


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                 展望デッキから浅草寺などが見えます


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                    水色の細かい格子の単紬で



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コメント 3

akipon

大変ご無沙汰しています。
衣類(糸)から、その時代の生活や歴史はもちろん
その場の風土までが垣間見えそうで貴重な展示のようですね。
たかが布されど布って感じがします。
by akipon (2013-06-24 18:16) 

藍

>akiponさん

大変ご無沙汰をしていまい失礼しました。
そうですね・・ボロボロの端切れさえ、されど布って感じでしたね。
画像のupはしていませんが、江戸時代の足袋などもありましたよ。
日本の風土は好きですが、時を経て変わってきたでしょうね。

by (2013-06-24 21:21) 

SILENT

始めまして
青森の田中忠兵衛さんの襤褸の話、開館時お聞きしたこと思い出しました。麻の学生服も美しかったですね。
by SILENT (2013-09-26 05:34) 

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